| リズム その2 |
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別の項で音符のリズムに関して説明しましたが、この項ではリズムを取る際に重要な意味を持つ休符を御説明しましょう。 とかくピアノを習い始めて楽譜に触れると、音符よりも休符の方に苦手意識を持つ人が多いのではないでしょうか。殊にピアノの先生からソルフェージュを習い、全休符は4拍休む、2分休符は2拍休む、4分休符は1拍休む、こう教わった人は殆ど全員ではないでしょうか?ところが理論上では正しいこれ等の数え方では、ピアノを演奏する時の休符の扱いに戸惑いを覚えるのではないでしょうか?何故ならピアノを演奏する際の休符の扱いには、拍子感を持って臨む事が必要不可欠だからです。 先ず休符には、全休符、2分休符、4分休符、8分休符、16分休符、32分休符が存在します。この内、例えば4分休符の場合、音楽から4分音符が1個抜けて、空いた部分に4分休符を入れたと仮定します。その際「この4分休符でどの程度の拍数を休めば良いのか。」とは考えないで頂きたいのです。この場合には4分音符がそこに在ると仮定して、「タンタンタンタン」と続けてカウントすれば済むからです。要するに4分休符も4分音符同様に、「タン」の分だけ休めば良い訳です。 この様に算術で勘定しないで、音楽の流れに乗って考える、これが演奏用のリズムなのです。そんな事を言われても入門して間が無い人には、「無茶な事を言わないで。」と訴えられるかも知れません。それでも音楽の流れを理論よりも優先させる、このイメージだけでも大切に持っていれば、早かれ遅かれリズムが掴める時機が訪れる筈です。 これと同様に8分休符の場合も、8分音符を抜いて空いた部分に8分休符を入れたと解釈するのです。すると例えば8分音符が「ドレミファソラシド」と並んでいた場合、「ソ」を抜いたならば8ビートのカウントを取り、休符も同一のリズムで休めば良い訳です。 この場合は八分音符が分母になる、八分の六拍子や八分の三拍子の可能性が高いですが、理論的に1拍と数えるよりも巧みな演奏を産み出すリズムの刻み方になるのです。とかく譜面だけを凝視して音符にばかり神経が集中していると、休符が見えなくなる場合もありますので注意して下さいね。 |
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