| 楽譜の種類 |
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楽譜には、幾つもの種類が存在しています。 中でも「フルスコア」は総譜とも呼ばれ、管弦楽や吹奏楽等に使用される合奏用の楽譜です。この譜面には各々のパートが演奏する、全部の音が記されているのです。このフルスコアとは通常は、指揮者用のA3サイズ以上の大型スコアを指しています。 ところが実際には、作曲家や音楽学者等の使用を目的とした、ミニチュアスコアの方が広範囲に普及しているのです。 とは言え要するにサイズが異なるだけで、内容的にはフルスコアもミニチュアスコアも同一なのです。 この他にはミニスコアとも呼ばれる、「コンデンススコア」が存在します。これは言うなれば総譜を読み易くした譜面で、ピアノでも試奏が可能な様に、指揮の練習にも扱い易い様にと、コンパクトなサイズにした物です。 又、「パート譜」とは、管弦楽(オーケストラ)や吹奏楽の際に使用される、合奏用の譜面になります。これはパートに分かれて練習する際に使用する譜面ですから、該当するパート譜面だけが抜粋されて記されており、言わば総譜の対義語になります。従って自分の練習には最適ですが、他のパート等の全体の流れは掴めません。実際ヨーロッパ等に於いては、合唱用にもパート別の譜面が存在します。 この他、「ボーカルスコア」とは、管弦楽が使用するフルスコアから、パートをピアノ用に編曲してある譜面です。これは声楽の練習の際のパート譜として、更にはピアノ伴奏で声楽の練習をする際の譜面として、使用が可能なのです。例えばオペラ等の場合は、演奏形態こそ声楽と管弦楽ですが、練習用としてはこのボーカルスコアが、洋書楽譜専門店で販売されているのです。 因みに「大譜表」は別名ピアノ譜と呼ばれ、ト音記号とヘ音記号の2段の五線で構成された譜面を表わします。実はこの大譜表は、総譜をコンパクトにしたものです。そこで名前の通り、ピアノ等の鍵盤楽器の曲を記す目的で、幅広く使用されているのです。 この他には「リード・シート」が在り、これは「Cメロ譜」との別名を持つ、原曲からメロディ(旋律)、コードネームのみを記した、簡単な譜面です。これはポップスやジャズ等で、アドリブ演奏をする際に使用されているのです。 |
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