| 教育の前に必要な遊びの期間 |
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ところで皆さんはお子さんに、誕生日やクリスマス等のプレゼントをする際には、どんな物を選びますか。 欲しがるゲームを買ってやるのも、少しでも良い題材を選びさえすれば家族の交流の契機にもなりますが、それよりももっと人生に幸福をもたらす楽器は如何でしょうか。 と言っても子供対象の玩具の楽器ですが、少しでも感受性が豊かになってくれるではないでしょうか。 従来より音楽が情操教育の一環として有効であることは、多くの人が認めるところです。 物心つかない頃から楽器に慣れ親しむことは、非常に価値の高いことなのです。 でも玩具の楽器と言っても、音の面に於いては決しておもちゃではありません。 例えばグランドピアノの玩具は、サイズが小さくて鍵盤の数も少ないものの、れっきとしたピアノですからメロディーを奏でることも可能なのです。 一般的に楽器への興味というものは、予想もしない契機から育まれて行くケースが多いのです。 一例を挙げると、音楽には何の縁もなかった家庭なのに、突然に親戚からオルガンをプレゼントされた事が契機となり、子供がオルガンを習い始め次にピアノに取り憑かれてしまい、そのうち高名な門下に弟子入りして音楽大学に進学し、最終的にグランドピアノを持って演奏会を開く立場になった、こんな面白いケースもあります。 その他玩具の楽器には、ギターもありますしドラムセットもありますね。 それだけ子供にとっては、音を鳴らすという行為が大変面白いということなのです。 例えば太鼓等を見つけると、大人でも叩いてみたくなるのですね。 ここで特筆すべきことですが、叩き方を色々変える事により、違った音が出るという事、これを実際に体験する事が、音楽家への道の第一歩だということです。 これ等は理屈ではなく、耳と体でによる文字通りの体験です。 この類の楽器で自分なりのメロディーやリズムの作曲が出来る子供も現われるでしょう。 何れは音楽教室で基礎から教育を受ける事は重要なのですが、その前に楽器が面白いと思える遊びの期間がある事が原点になるのです。 誰しも玩具の楽器への興味から、いつか本物の楽器を触ってみたいと願う様になるのです。 本来音楽は音を楽しむと書く通り、演奏して楽しいものなのです。 何と言っても音を楽しむ無上の幸福がなければ、苦しい練習が長年続けられる訳はないのですから。
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