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民族楽器は民族の誇り 印刷

音の存在が人間の生活に非常に重要なものである、このことに疑う余地はありません。
その音の中でも音楽は、他の動物には真似の出来ない人間だけが持っているものと言えます。
そしてこの音楽は世界中の国々に多様な形で存在し、その為の多彩な楽器が生まれました。
これ等は一般的には、民族楽器と呼ばれています。
中には私達が見たこともない様な、珍しい楽器も数多くあることでしょう。
やはりピアノやギターを代表とする西洋の楽器は、現代に於いては非常にポピュラーなものと認識されていますが、実はそれ以外の楽器も多数存在するのです。

一例を挙げるなら、ボンゴがあります。
これはアフリカの民族楽器で、日本の太鼓に似ていますが、民族楽器の中では比較的ポピュラーな方でしょう。
この様に楽器とは如何なる物でも、その土地に住む人々の生活の中で使われてきて、その各々が重要な役割を担ってきたのです。

ところで日本でこの類の民族楽器が販売されていたり、触ってみたりすることが出来るとしたら、不思議な感慨を覚えてしまいますね。
そもそも民族楽器には、各々の伝統があります。
ただ楽器という物は、昔も今も変わらないのです。
この日本の和楽器だって、世界の国の視点から見れば民族楽器の一種になるのです。
一般に日本人が不思議な民族であるとは度々指摘されることで、外国の事には大きな興味と憧れを持つのに、自国の文化については極めて無頓着であり、何故か過小評価をするものです。
一体私達の中で、日本の和楽器に知識と誇りを持つ人は、果たしてどれ位いるのでしょうか。
これは学校で和楽器を学ばないというカリキュラムにも一因があるのかも知れませんが、これでは伝統芸能の家元にでも生まれないことには、和楽器に触れる機会がありません。
話を世界に戻せば、どの様な物体を用いても、音を鳴らすことは可能であり、これが民族楽器の原点だという事なのです。
この民族楽器を用いた音楽が民族の誇りである、この事実は世界各国に於いては的を得ているのです。
 

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