ハミング練習法 印刷

ボイストレーニングの中に「ハミング練習」があります。
発声練習によく取り入れられる練習法ですが、よく響かせる為のトレーニングです。

ハミングの際、口は軽く閉じます。
力が入って硬く閉じてしまわない様に、口元は緩める事が大切です。
口を閉じてしまうと喉も締め付けてしまう事がありますから、喉の力は抜いて「開いた」イメージを持っておきましょう。

「N」の発音を意識して「フンーーー」と鼻や頭蓋骨に振動を感じられるかを確認しながら音を出していきます。
全てのメロディーをこの様に歌う事を「ハミング」と言います。
分かりやすく言うと、鼻歌の様なイメージとなります。

ハミングを練習する事によって「内耳共鳴」を感じる事が出来ます。
「内耳共鳴」とは、体の内部から響く音の事です。
ハミングすると、ビリビリっと体の内側より振動するのが分かると思います。
自分の声がきちんと響いているか、しっかり音程がとれているかなどを確認する事が出来るのです。
客観的に自分の声を聴き分ける事が出来ますから、日々の練習にこのハミングを取り入れれば、発声が格段に上達していくでしょう。

鼻にかけた発音(Nの発音)でハミングしながら音階の練習をしましょう。
音階ではなくても、好きな曲を歌ってゆっくりと共鳴している事を確かめながら練習するのも良いと思います。
ハミングで内耳共鳴が出来ていると、鼻から上が響いてくると思います。
頭蓋骨や眉間の辺りがビリビリっ響いていれば、しっかり響いている事が分かります。

喉や声帯を脱力する事で、ハミングをする事が出来ます。
ハミング練習を続ける事によって、声の基本を勉強する事が出来ますので是非取り入れていきましょう。