音楽ピアノ教室の ミュージック.jp

大きく 小さく リセット

バロック時代の作曲者 印刷

バロックとは「歪な(いびつな)真珠」の意で、一般的には16世紀末から17世紀初頭にかけて普及した、ヨーロッパの美術を含む芸術文化様式の全体を表わします。これはルネサンスの均整に対する破格を意味し、現代ヨーロッパの基盤を築いた様式と定義しても構いません。殊にバロック音楽特有のドラマティックな緊迫感は、好きな人にはたまらない魅力に違いありません。

従ってバロック音楽とは、当然このバロック様式の一部になります。但し誕生したのは17世紀初頭で、それから百十数年もの長い期間をかけて普及して行ったのです。何故なら現代の様に情報網が張り巡らされていない時代なので、この最新の音楽様式が普及するのには相当な年月を要した為です。

ところがこのバロック時代に於いて、音楽の主役となったのはピアノでした。
言い換えればピアノの登場によって、音楽の意義が変化を始めたのがバロック時代なのです。

そしてこのバロック時代に出現した偉大な作曲家と言えば、ヨハン・ゼバスティアン・バッハです。このバッハは、1685年に生を受けたドイツ人です。そこで後世に登場したベートーヴェンやブラームスと並び、「ドイツ3大B」と称される偉大な音楽家の一人です。

実はこのバッハこそが、他ならぬピアノを普及させた音楽家とされているのです。実はそれ以前のピアノは、未だ登場して間もない為、普及には程遠い状態にあったのです。ところがバッハが作曲したピアノ協奏曲やピアノソナタが契機となり、ピアノは加速度的に普及を始めたのです。既に偉大な音楽家として天下に名が轟いていたバッハがピアノの作曲に着手した事により、近代音楽の幕開けが実現したと位置付けても差し支えないでしょう。

そしてバッハが作曲した「平均律クラヴィーア曲集」が、ピアノの普及への基礎になったと伝承されています。この曲集は現代でもピアノの旧約聖書と例えられ、ピアニスト達から尊重されています。

因みにピアノの新約聖書として崇められるのは、ベートーヴェンのピアノソナタになります。
 

googleニュース

Google News